音楽出前授業ツアーが終わりました!<2026年度上半期>

上半期の音楽出前授業を終えて

2026年度上半期の音楽出前授業「アクティブ✴︎ミュージック」が、無事に終了しました。

今年度も全国各地の学校を訪れ、子どもたちと一緒に身体でリズムを感じ、電子楽器やICTに触れ、仲間と音を重ねる時間を過ごしてきました。

毎回の授業で感じるのは、音楽の得意・不得意や、これまでの演奏経験にかかわらず、子どもたちの表情が少しずつ変わっていくことです。

最初は緊張していた子。
自分から動くことをためらっていた子。
音楽に苦手意識をもっていた子。

そんな子どもたちも、リズムに身体を委ね、友達の音に耳を澄まし、自分の音を重ねていくうちに、少しずつ表情がほぐれ、やがて笑顔を見せてくれます。

学校だから生まれる、感動の瞬間

山形県の上山きらり学園・多勢弘子先生は、授業後のFacebook投稿で、次のように綴ってくださいました。

誰かと目を見合わせ、リズムを合わせ、1つの音楽を創り上げる。
「合わせるのは難しかった」という言葉の裏には、1人きりで楽しむときとは全く違う、みんなでやり遂げた大きな達成感がありました。

そして、投稿の中には、こんな言葉もありました。

「難しい、でもできた時は感動を共有できる」

これは、音楽出前授業で私たちが大切にしていることを、まさに表してくださった言葉です。

電子楽器やタブレット端末は、あくまでも音楽に参加するための入口です。

大切なのは、自分の音だけでなく、隣にいる友達の音を聴くこと。
少しずつ呼吸やリズムを合わせながら、みんなで一つの音楽をつくること。

一人では味わえない難しさがあり、その先には、一人では得られない喜びがあります。

多勢先生、授業のねらいを丁寧に受け止め、素晴らしい言葉として伝えてくださり、本当にありがとうございました。

子どもたちから届いた言葉

授業後には、各地の子どもたちから、たくさんのお手紙をいただきました。

その中には、授業の楽しさだけでなく、音楽への気持ちが変化したことや、友達と取り組む中で得た発見が、子どもたち自身の言葉で綴られていました。

「音楽ってこんなに楽しいんだ!!」と、すごく実感しました。
音楽は工夫すると可能性無限大だということも伝わってきました。
私は音楽が好きになりました。


ぼくは、音楽が正直にいうと苦手でした。
でもこの授業で「あっ、リズムって楽しい」と思いました。
ちょっとずつ苦手じゃなくなっていく気がしました。


みんなとやることで、プレッシャーはかかったけど、いい経験になりました。
最初は戸惑ったけれど、だんだん慣れてきて、楽しくなってきました。


私は音楽はあまり分からなかったけれど、少し興味をもちました。
音楽だけでなく、ほかのことにも全力で頑張りたいです。

「楽しかった」という感想は、もちろん嬉しいものです。

しかし、その言葉の奥にある、

  • 苦手だったことに一歩踏み出せた
  • 友達と合わせる難しさを乗り越えた
  • 自分にもできると感じられた
  • もっと音楽を知りたいと思った

という変化こそ、この授業が目指しているものです。

子どもたちからいただいたお手紙

※お手紙は、個人が特定されない形で掲載しています。

タウンニュースにも掲載されました

上半期に実施した横浜市立新吉田第二小学校での授業は、タウンニュース港北区版にも取材・掲載していただきました。

記事では、フィンガードラムパッドやiPadを活用した演奏、身体を使ったリズム活動など、子どもたちが音楽に夢中になる様子をご紹介いただいています。

タウンニュース港北区版
「体使ってリズム感じる 新吉田第二小で特別授業」

▶︎ タウンニュースの記事を読む

授業の様子を丁寧に取材し、記事として届けてくださったタウンニュース港北区編集室の皆さまにも、心より御礼申し上げます。

音楽を好きになる入口を、もっと

上半期の授業を通して、改めて感じたことがあります。

音楽には、一つの正解や一つの楽しみ方だけがあるわけではありません。

聴くことが好きな子。
歌うことが好きな子。
身体を動かすことが好きな子。
音をつくることが好きな子。
友達と音を合わせることに喜びを感じる子。

それぞれの子どもが、自分に合った音楽との関わり方に出会うことで、音楽の世界は少しずつ広がっていきます。

参加してくれた子どもたち、授業実施に向けてご準備くださった先生方、そして毎週のように全国各地へご同行くださった公益財団法人かけはし芸術文化振興財団の皆さま、本当にありがとうございました。

たくさんの「ようこそ」に支えられた上半期でした。

その子にとっての音楽の入口は、どこにあるか分かりません。

初めて鳴らした一つの音かもしれない。
友達とリズムが重なった瞬間かもしれない。
思わず身体が動いた経験かもしれない。
「自分にもできた」と感じた喜びかもしれません。

その中のどれか一つでも、「楽しい」「もっとやってみたい」と思える瞬間に出会えたなら、音楽はこれから先、その子の心を支え、世界を広げてくれる存在になっていくはずです。

音楽が得意な子にも、苦手だと思っている子にも、自分らしく音楽とつながれる入口を届けたい。
そして、仲間と音を重ねる中で生まれる喜びや感動を、これからもたくさんの子どもたちと分かち合っていきたいと思います。

下半期も、一人ひとりの心が動き、笑顔が生まれ、「音楽って楽しい」と感じられる特別な時間を、全国の学校へ全力で届けてまいります。

2026年7月
MASAKing/鈴木正樹
UTARHYON

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