鈴木正樹は、演奏家として表現を磨く一方で、行政・教育・地域・文化の現場で、音楽を社会にひらく活動を続けてきました。
UTARHYONは、そうした実践を社会につなぎ、育てていくための活動基盤です。大きな予算や派手な演出に頼ることではなく、その場に本当に合った音楽体験を、現実的な形で実装していくことです。
一方で、MASAKingとしては、これからも大規模エンターテインメントや先端的な表現の現場で、現役の演奏家として挑み続けたいと考えています。
表現の最前線と、社会の中で育つ文化。
その両方を行き来しながら、音楽を人と人のあいだに届けていく。
それが、今の自分の仕事です。
大きな現場への憧れと、見えてきた役割
世の中には、大きな資本や多くのスタッフによって動く魅力的なエンターテインメントがあります。そうしたプロジェクトに触れるたび、そのスケールや構想力に刺激を受けます。
MASAKingとしては、これからもそうした現場に関わりながら、表現者として更新され続けたいと思っています。
その一方で、これまでの活動を振り返る中で、自分には別のかたちで発揮できる役割もあると感じるようになりました。
それは、行政、教育、地域、公益的な取り組みといった公共性の高い現場と、音楽やエンターテインメントが持つ体験価値をつないでいくことです。
表現の力が求められていながらも、その届け方に工夫が必要な場は少なくありません。
そうした現場に対して、自分なりの方法で音楽の力を届けていくことに、ひとつの可能性を感じています。
別々の現場に見えて、共通していたこと
学校、地域、企業。これまで関わってきた現場はそれぞれ異なります。
ただ、共通していたのは、異なる文脈のあいだに立ち、音楽の体験価値をその場に合った形へ翻訳していく役割でした。
学校での音楽出前授業では、学びとして成立しながらも、子どもたちの心が動く体験をどうつくるかを考えてきました。
行政と連動したプロジェクトでは、公共性のある取り組みの中で、音楽としての魅力をどう保つかが問われました。
企業との協働では、実用性や進め方を理解しながら、表現の価値をどう持ち込むかを考えてきました。
関わる相手も目的も異なります。
それでも一貫していたのは、その場にふさわしい音楽体験を形にすることでした。
“音楽文化プロデューサー”とは、あいだをつなぐ仕事
自分が考える“音楽文化プロデューサー”とは、単にイベントを企画する人ではありません。
また、演奏するだけの存在でもありません。
行政や教育の現場では、意義、実現可能性、公共性、予算感といった視点が求められます。
一方で、人の心を動かすには、表現としての魅力や体験としての面白さが欠かせません。
この二つは、近いようでいて基準が違います。
だからこそ、そのあいだに立ち、両方を理解しながら、実施できる形へ落とし込む役割が必要だと考えています。
目的を整理し、関わる人の考えをつなぎ、その場に合った音楽体験を組み立てること。
それが、自分にとってのプロデュースです。
UTARHYONが目指すもの
UTARHYONが目指しているのは、音楽を通して人と人、地域と文化、学びと表現をつなぐことです。
そして、その場に本当に必要とされる体験を、適切な規模と方法で形にしていくことです。
大切なのは、予算の大小ではなく、その場に意味のある体験を生み出せるかどうかです。
そのためには、理想だけでも、派手さだけでもなく、現場の条件を読み、実行できる形にする力が必要です。
MASAKingとして表現を磨き、鈴木正樹として社会の中で音楽の価値を広げていくこと。
その両方を行き来しながら、UTARHYONはこれからも音楽を社会にひらく取り組みを続けていきます。
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